筋肉の種類│B/CARAT笹塚 コラム

筋肉の種類

筋肉の種類

人間の身体は、筋肉によって動くことができています。当然ながら骨格をなす「骨」は最も重要ですが、骨に次いで筋肉が無ければ動くことも、見ることも、しゃべることもできません。当たり前のように毎日意識しないで使っている筋肉組織はとても大きな役割を担っています。

筋肉の特定部位を指す際には、多くが牛の頭部(舌、頬肉を除く)、せき髄、せき柱などの部位を呼んでいますが、ここでは人間の身体における筋肉組織の部位を指していて、紹介したい特定部位は「大腿四頭筋」になります。人間の筋肉組織は、骨およびその他の構造を動かす600を超える骨格筋が存在しています。大腿四頭筋もその中のひとつで、主に膝関節の機能に重要な役割を担っている筋肉組織になり、4つの筋群から構成されています。

まず、大腿直筋(だいたいちょっきん)は大腿四頭筋のなかで唯一、2つの関節にまたがり作用する筋肉で、膝関節と股関節に影響します。主な働きは膝関節の伸展に関与しています。次に、中間広筋(ちゅうかんこうきん)ですが、大腿直筋の下層を通る筋肉で純粋に膝関節運動に関与し、膝関節の伸展のみに作用します。3つ目の筋肉は外側広筋(がいそくこうきん)で、大腿の外側を通る筋肉となり純粋に膝関節運動に関与し、この筋肉も膝関節の伸展のみに作用します。最後の4つ目の筋肉は、内側広筋(ないそくこうきん)で、大腿の内側を通る筋肉になっており膝関節運動や膝蓋骨(膝のお皿とも呼ばれている)の安定性に関与します。

これら4つの筋肉組織が集まって「大腿四頭筋」を構成しています。既にお分かりのように、この「大腿四頭筋」によって膝の曲げ伸ばしが行なえるので、とても重要な筋肉といえるでしょう。逆に、「膝の関節が痛む」「膝の曲げ伸ばしが辛い」などの症状がある場合は、「大腿四頭筋」に問題があると考えてもよいです。筋肉が硬くなって血流が悪くなっているケースや、運動のし過ぎ、急な負荷がかかって筋肉の一部が断裂しているケースなどが挙げられます。日常生活の中で膝への違和感や痛みを覚えたら、整形外科に行く前に「B/CARAT」に相談してみることをおすすめします。B/CARATでは、鍼灸で経絡(ツボ)を刺激し凝りをほぐして血流をよくしたり、マッサージによって凝りをほぐしたりして、膝に重要な役割を担っている大腿四頭筋をケアすることが可能です。筋力が落ちている場合による痛みには、EMSである「B/CARAT training」を使い、短時間で大腿四頭筋を鍛えることもできます。「関節の痛み=骨に異常がある」と思い込まずに、まずは骨を動かす筋肉をほぐしたり鍛えたりしましょう。いずれにしても、自分で判断することは難しいので、B/CARATに相談して適切な施術を受けてみましょう。

top

B/CARAT