妊娠しにくいその原因
妊娠しにくい人は、生理不順であったり、生理痛がひどかったりすることが多いといわれています。精神的なストレスや、過度なダイエットによっても生理不順になることがあり、体内のホルモン分泌が悪くなるのが原因です。これは、放置すると生理がこないだけでなく、肌荒れしたり、骨がもろくなったり、妊娠しにくくなったりと身体に悪影響が出ます。
生理痛がひどくて、薬を飲む人がいますが、最初のうちは効果が表れていても、毎月飲んでいると次第に効果を感じにくくなってきます。そうなるとさらに強い薬を求めてしまうことになり、根本的な解決にはなりません。薬の副作用で、ホルモンバランスが崩れてしまう場合もあります。身体が薬に慣れてしまうと、本来身体が持つ自然治癒力が低下してしまう場合もあります。生理痛で悩む人の多くは、何らかのストレスを抱えている場合も多く、ストレスは、身体に悪影響を与えます。
ダイエットも生理痛や不妊の原因になります。本来必要な栄養が不足しているのですから、体内にあるエネルギーすべてを生命維持のために使います。そうなると生理がとまってしまうかもしれません。また、ダイエットを意識していなくても、そうなる場合があります。栄養バランスが偏ってしまう現代型栄養失調です。
食べ物が溢れている現代でも、加工食品ばかり食べたり、コンビニ弁当ばかり食べたり、毎日同じものしか食べなかったりすると身体に必要な栄養素が不足してしまいがちです。夜寝ているのに疲れがとれなかったり、肌荒れがひどかったりすると食生活を見直した方がよいでしょう。
ホルモンバランスを整えるのには鍼が効果的です。中枢神経に刺激を与えると、ホルモンバランスが正常に戻ります。また婦人系の疾患に効果があるツボがあります。そこを刺激すると生理痛も緩和されます。薬にばかり頼ると妊娠しにくい身体になってしまうので、生理痛がひどい場合は、一度、鍼灸治療院に相談してみてはいかがでしょうか。