抗重力筋│B/CARAT笹塚 コラム

抗重力筋

抗重力筋

日頃の生活の中で、無意識に立っている状態や座っている状態の時に働いている筋肉があります。それを抗重力筋といいます。地球の重力に対して釣り合っている筋肉です。生まれたばかりの赤ちゃんが立ったり、座ったりできないのはこの筋肉が発達していないからです。また加齢とともにこの筋肉が衰えると背中や腰が曲がってしまいます。重力にさからう力が弱まっているからです。

筋肉が正常な働きをしている場合は、人間の身体は、重力に逆らい真っ直ぐに立つことができます。このとき、抗重力筋が前後左右に働きながらバランスを保っています。この時、重力に対して最も効率的に体を支えることができています。

座ったからといって抗重力筋はなくなりません。座った状態でも、正しい抗重力筋が働いているポジションがあります。しかし、座り仕事が長ければ身体が疲れて、楽な姿勢をとろうとしてしまいます。背中を丸めたり、背もたれにもたれかかったりすると抗重力筋のバランスが崩れ、肩が凝ったり、腰が痛くなったりします。その状態が続くと肩こりや腰痛になります。

また、日頃運動する機会がない人や加齢により座った状態が多い、動くことが少ない人は、下半身の筋力が衰えがちです。筋力が衰えると抗重力筋のバランスが崩れ、転びやすくなったり、ひざや腰の痛みが出てきたりします。筋肉を正常な状態に戻すためには、ハンモック整体をおすすめします。

ハンモック整体とは新感覚無重力整体で、ハンモックで身体を宙に浮いた状態にし、中空状態で施術するのです。治療ベッドの上にうつ伏せに寝ているとどうしても余計な力が入ってしまいます。しかし、宙に吊るされた身体は、脱力状態になり、余計な力を入れることができないので、自然に脱力状態になります。

全身をハンモックで包み込み、身体の負担を最小限におさえながら、普段施術しにくい深層の筋肉や関節など、ハンモックを揺らしつつ立体的なアプローチで施術していきます。

日々の生活からくる歪みを身体の本来持つ正しい重力とバランスのとれた姿勢に戻すなどの姿勢改善効果が期待できます。

今までにない感覚のハンモック整体という無重力整体。姿勢改善や身体の歪みだけじゃない、ストレス解消の効果もありますのでぜひ一度試してみてください。

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